私は以前、自動車保険のコールセンターで働いていました。
お客様相手ではなく、自動車保険を扱っている代理店向けのコールセンター。少し特殊なコールセンターでしたが、誰かのお役に立てればと思い、お仕事のことを色々綴っていきます。

まずは、コールセンターの様子を簡単に紹介します。

自動車保険コールセンターってどんなお仕事？

コールセンターというだけあって、もちろん電話のお仕事です。
私は代理店さんから保険料の計算依頼や商品の問合わせの対応していました。基本的に受電専門のコールセンターだったので、電話をかけるのが苦手な私にはもってこいでした。

保険料の計算依頼は、電話のほかにFAXでも受け付けていたので、一日中電話を受けずにFAXの対応をしている日もありました。コールセンターなのにしゃべらない日もあったのです（笑）。

コールセンターで働いている人たち

私の担当部署には、20～40歳くらいのスタッフがいました。
約50人のスタッフで、男女比は1:9。女性が強い職場でした。

スタッフの前職も様々で、保育士や中華料理店の店長、生保営業だった方もいました。その他に、久しぶりの社会復帰の元専業主婦の方や、離婚に向けて自立を目指している方もいました。コールセンター経験者は、意外と少なかったですね。

さて、「女性だらけの職場って人間関係大変じゃない？」って思いますよね？
実際のところは、私は割と平気でした。

「噂話をしない、悪口を言わない」と自分に言い聞かせ、深入りしないようにしてたら大丈夫でした。
退職して数年経ちますが、未だに仲良くしている同僚もいますし、コールセンターでの経験を活かして、ママ友の世界でもそこそこうまくやってます。

ただ、人間関係に悩んでた方がいたのも事実ですね。
仕事は仕事って割り切ることが大事かもしれないです。

研修の話 人間は見た目が8割？！

コールセンターの研修では、電話応対の研修はとても重要です。コールセンター専門に研修をしれいる講師の方がいらして、声のトーンや言葉遣いを学びました。

研修の中で、「人間は第一印象の8割を見た目で決めます。声の印象は残り2割です。」というお話を聞きました。
結局人間は見た目かよーって、みんなは大笑い。やはり第一印象は見た目が重要なんだと再認識しました。

講師の方が言いたかったのは、「見た目に影響されないコールセンターでは、声の印象を良くしてね」という事で、笑顔ならぬ「笑声(えごえ)」で仕事してくださいとのことでした。
相手に表情が見えない分、謝罪をするときはオーバーなくらい申し訳なさそうに話すこと、相手の話を遮らないこと、相手が怒っている時は相手を否定することは言わないことなど、コールセンター以外のお仕事でも役に立ちそうなことを学べました。

というわけでは第1回目の記事はこれで終了です。
次回は商品研修や仕事中のハプニングについて書き綴ります。

保険会社コールセンターのお仕事日記

• 自動車保険コールセンターで働いてよかったこと
• コールセンターの女性の職場あるある
• コールセンターの仕事のやりがいは「ありがとうコール」
• コールセンターの声、みんな作ってますよ。
• ついにコールセンター嬢デビュー！
• 自動車保険のコールセンター、職場の雰囲気や人間関係