元保険会社社員が明かす得する自動車保険選び

うちの自動車保険が更新で値上がりした理由を調べてみた。

保険料改定の背景

2014年、損害保険料算出機構による自動車保険の参考純率の改定がありました。参考純率とは、損保会社が保険料率を決めるときに参考にしている料率です。

今回の保険料改定により、各社は平均保険料を「引き下げ」または「据え置き」としていて、我が家が加入する自動車保険は9月に更新なのですが、保険料改定後は全体的に保険料は引き下げ傾向である旨の説明がありました。

しかし悲しいことに、我が家の保険料は値上がりします

なんでうちの自動車保険は高くなったのか!?

我が家の自動車保険の契約内容は、次の通りです。

○新等級:14等級(事故あり係数なし)
○車種:自家用普通自動車(H16年オデッセイ)
○年齢:35歳以上
○運転者:本人・配偶者限定
○使用目的:日常・レジャー
○免許の色:ブルー
○対人賠償:無制限
○対物賠償:無制限(対物全損時差額修理費用あり)
○人身傷害:3,000万円
○個人賠償責任特約、弁護士費用特約
○車両保険:なし
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月額保険料4,990円(旧保険料:4,700円)

自動車保険の更新

前年と同条件で更新したら、月額保険料が290円上がることになります。年間では3,480円です。

等級も上がってるのに、値上げって何か嫌な気分です。家計的にも痛いし・・。
というわけで、どのような契約が値上げ傾向なのか気になったので、調べてみました。

保険料が上がる契約には2種類あった!

今回の保険料の改定で、保険料が上がる契約には次のような特徴があります。
我が家の契約も、その特徴の一つに該当してしまったのです。

気になる値上げする契約の特徴は次の2つ。

○車両保険なしの契約 ←我が家がこれに該当しました
車両保険がない契約では、運転者の限定や年齢にかかわらず、ほぼ値上げされます。
車両保険をつけていると、運転者が30〜60代では保険料が引き下げ傾向です。

○運転者が29歳以下または70歳以上の契約
若者だけでなく高齢者ドライバーの事故率が高く、値上げとなっています。70歳以上ですと、車両保険をつけない場合は25%以上保険料率が上がってしまうようです。

値上げの方は、保険会社の切り替えも検討しましょう!

事故も起こしていないし等級も上がるのに、保険料率が上がってしまうのって、加入者としては本当に納得いかないですよね。
特に、代理店加入の自動車保険の方は、ダイレクト自動車保険に切り替えると、保険料が安くなる可能性が高いです。

というわけで、我が家の自動車保険も、今回の値上げを機に、切り替えをします!!
さらば!損保ジャ〇ン!

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保険料の節約上手な方は、上手にこういう無料サービスを利用されていますよね。

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私も今回は活用しまくってみます!

★9月13日追記★
↑の無料見積もりサイトを使って自動車保険を決めました!
その様子も記事にしたので、よろしければご覧ください。
続き 私が自動車保険の見積もりサービスを使って選んだ保険とは

筆者プロフィール 春美

保険会社にて商品開発業務の仕事をしてきました。結婚を機にいったん退職しますが、その後も自動車保険のコールセンターで勤務。
現在は子育て主婦をしながら、そのときの経験・知識をもとに皆さんに役立つ自動車保険サイトを作っています。
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私が保険会社で勤務していた頃からダイレクト自動車保険が増えてきて、同じ自動車保険でも保険会社によって料金が大きな違いが見られるようになってきました。ある人にはソニー損保社では安くても、別の方ではセゾン社のほうが安いということもよくあります。

損をしない自動車保険選びのためにも、検討のときは必ず各社の料金を比較しましょう。私もおすすめしている保険スクエアbangでは、最大20社の自動車保険を無料でまとめて見積もりすることが可能です。

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