我が家が加入しているセゾン自動車火災保険が、株式会社ACCESSと共同で契約車向けサービスの「つながるボタン」を開発しました。
つながるボタンを車内に設置し、連動するアプリ「つながるアプリ」をインストールしておくと自動でアプリが起動し、ボタンに内蔵された加速センサーが急ブレーキや急ハンドルを感知してアプリに転送します。転送されたデータは、ドライブレポートとしてフィードバックされるとのことです。
ドライブレポートからはエコドライブや運転スコア等の「運転診断サービス」が提供されるようで、普段何気なく運転していても運転の状況がデータ化されスコアが出されると、運転の傾向や注意点が浮き彫りになって安全運転への意識の向上に役立ちそうですね。
日々の運転データの蓄積だけではなく、つながるボタンが強い衝撃を感知すると、自動でセゾン自動車火災のサポートセンターに送信され、専門のスタッフがすぐに契約者に連絡を取ります。また、車両トラブルや事故等があった場合には、ボタンを押すだけで専門のスタッフとつながることができます。
顧客満足度の向上をはかるダイレクト型自動車保険会社
このようなサービスはレクサスの「ヘルプネット」など、自動車メーカーが所有者向けに行っていましたが、保険会社が契約者に向けに行うのは初めてです。
ダイレクト自動車保険は、代理店型自動車保険に比べて事故対応の満足度が低い傾向にあります。セゾン自動車火災はつながるボタンの開発により、事故の対応をより迅速化し、事故対応満足度の向上を目指すのでしょう。
特に車の事故などのトラブルにあうと、なかなか冷静に対処するのが難しいことがあります。ボタン1つで保険会社のスタッフにつながって迅速に対応してもらえるというのは大きな安心が得られますね。
来年7月から希望者にサービス開始するとのことで、セゾン自動車火災に加入しているわが家でも利用したいと思っています。
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その後の記事 【おとなの自動車保険】セゾン自動車保険の「つながるサービス」を使ってみた
筆者プロフィール 春美
保険会社にて商品開発業務の仕事をしてきました。結婚を機にいったん退職しますが、その後も自動車保険のコールセンターで勤務。
現在は子育て主婦をしながら、そのときの経験・知識をもとに皆さんに役立つ自動車保険サイトを作っています。
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私が保険会社で勤務していた頃からダイレクト自動車保険が増えてきて、同じ自動車保険でも保険会社によって料金が大きな違いが見られるようになってきました。ある人にはソニー損保社では安くても、別の方ではセゾン社のほうが安いということもよくあります。
損をしない自動車保険選びのためにも、検討のときは必ず各社の料金を比較しましょう。私もおすすめしている保険スクエアbangでは、最大20社の自動車保険を無料でまとめて見積もりすることが可能です。
自動車保険を上手に節約している方はこのような一括見積もりサービスを活用している方が多いですね。
【一括見積もりできる自動車保険の一覧】
保険会社名 | 会社の規模・特徴 |
---|---|
ソニー損保 | 評価の高いネット系保険会社 |
セゾン自動車火災保険 | 30~40代が特に安い中堅保険会社 |
チューリッヒ損保 | 外資系中堅保険会社 |
SBI損保 | 低価格路線のネット専業保険会社 |
あいおいニッセイ同和損保 | 国内の大手保険会社 |
AIU保険 | 外資系保険会社。代理店力に強み。 |
損保ジャパン日本興亜 | 国内の大手保険会社。価格は高め。 |
東京海上日動火災保険 | 国内の大手保険会社。価格は高め。 |
共栄火災損害保険 | 国内の中堅保険会社。価格は高め。 |
アクサダイレクト | 外資系の保険会社。ロードサービスが充実。 |
三井ダイレクト損保 | 中堅の保険会社。価格は安い。 |
イーデザイン損保 | 東京海上グループのネット専業保険会社 |
セコム損保 | ややマニアックな保険会社 |
そんぽ24 | 中堅の保険会社 |
三井住友海上火災保険 | 国内の大手保険会社。価格は高め。 |
ゼネラリ損保 | ややマニアックな外資系保険会社 |
富士火災保険 | 国内の中堅保険会社。価格は高め。 |
朝日火災損害保険 | 国内の中堅保険会社。価格は高め。 |