元保険会社社員が明かす得する自動車保険選び

【おとなの自動車保険】セゾン自動車保険の「つながるサービス」を使ってみた

セゾン自動車火災保険のダイレクト自動車保険「おとなの自動車保険」では、2017年7月から「つながるボタン」と「つながるアプリ」を使った新サービスが開始されています。

セゾン自動車火災保険のつながるボタン

このサービスには以下の3つの機能がついています。

① 事故受付センターへの連絡機能
保険加入者が事故等のトラブルに遭ったときにボタンを押すと、すぐに事故受付センターに連絡できます。
こちらの情報はアプリを通じてあらかじめ伝わっているので、自分の居場所や契約者情報をあわてて説明する必要がありません。

② 衝撃感知機能
衝撃を感知して2度の通知に運転者がなんの反応も示さないと、事故受付センターから連絡が来ます。
大きな事故でボタンが押せないような状況でも保険会社から連絡をしてくれるのは安心できますね。

③ ドライブ診断機能
ドライブレポートで日々の運転のスコアを表示してくれるので、事故の予防に役立ちます。

我が家では「おとなの自動車保険」に加入しているので、実際につながるボタンをいただいて、今回は「ドライブ診断機能」を使用してみました!
その使用感想レポートを書いてみます。

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最初の設定作業はかなり簡単でした

まずはアプリやボタンの準備です。
おとなの自動車保険の契約時または更新時にボタンを申し込むと、このようなキットが届きます。

おとなの自動車保険 つながるボタン

キットが届いたら、つながるボタンと連動するアプリ「つながるアプリ」をダウンロードし、契約者情報の登録をします。
契約者情報は、QRコードを読み込んで簡単に登録できました。
最後に、実際にボタンを押して起動確認(つながる体験)をすればアプリ設定はOKです。

ボタンは車内の運転の邪魔にならない位置に設置しました。

つながるボタンとつながるアプリ

ドライブ診断、思ってた以上に面白い!

つながるボタンを設置したあと、実際に車を走らせてみることに。

スマホを持って車に乗り込むと、Bluetooth経由で「つながるアプリ」が起動して、ボタンが緑に点滅します。

事故やトラブルが無ければボタンを押すことはありませんが、運転操作を点数評価してくれるドライブレポートが記録されます。

まず、5項目各20点合計100点でドライブスコアが出てきました。
スムーズな運転のスコアが低いってのは落ち着きがないってことなのでしょうか(笑)。

ドライブ診断

こっちはエコドライブのスコアです。

おとなの自動車保険 ドライブ診断

これは、危険挙動の回数を記録したものです。
走行ルートを確認すると、どこで危険挙動を行なったかわかります。
事故を起こしやすい場所を予測できそうです。

おとなの自動車保険 ドライブ診断

自分の運転技術を点数化されるのって新鮮ですね。
運転状況を客観的に確認することができるので、安全運転をしようという気持ちが強まります。

8月7日のスコアがかなり下がっていますが、この日は高速に乗ってドライブをしまして、危険挙動が非常に多かったようです。反省ですね。。。

「何かあればボタンを押せばよい」という安心感

幸い今のところボタンを押すような事故やトラブルに遭っていませんが、もし事故が起きた場合は次の流れで操作することになります。

つながるボタンを押すとアプリから通知が来ます。
通知をスライドし、アプリを立ち上げ「電話をする」という表示をタップすると事故受付センターにつながります。
ボタンを押すと契約者情報と位置情報が事故受付センターに送信される・・・という仕組みです。

私は以前に自動車保険のコールセンターで働いていたので分かるのですが、事故に遭ってしまうとなかなか冷静ではいられません。
そんな時にこのボタンがあれば、すぐに保険会社と連絡を取ることが出来るのできっと事故直後の不安は取り除かれるのかなと思います。

IT技術の進歩があってこその機能ですね。
セゾン自動車火災保険の本気度が感じられる、とても良いサービスだなと思いました。

筆者プロフィール 春美

保険会社にて商品開発業務の仕事をしてきました。結婚を機にいったん退職しますが、その後も自動車保険のコールセンターで勤務。
現在は子育て主婦をしながら、そのときの経験・知識をもとに皆さんに役立つ自動車保険サイトを作っています。
詳しい自己紹介はこちら

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私が保険会社で勤務していた頃からダイレクト自動車保険が増えてきて、同じ自動車保険でも保険会社によって料金が大きな違いが見られるようになってきました。ある人にはソニー損保社では安くても、別の方ではセゾン社のほうが安いということもよくあります。

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