三井住友海上火災保険が、来年1月から若年層を中心に自動車保険の保険料を引き下げるとのことです。
引き下げに至った要因は、車の安全性が向上したことによって事故率が減少し、その分だけ値下げの余地ができたようです。
今なお高い代理店型。ダイレクト自動車保険の安さはやはり際立ちます。
今回の引き下げは、25歳以下の若年層が中心です。最近では維持費が高額であることから、車離れをする若者が多いですよね。
保険料の引き下げがドライバーの増加を後押ししてくれることを期待したいですが、初心者ドライバーが加入する代表的な自動車保険の保険料は、引き下げ後でも年間20万7360円と決して安い保険料ではないです。
やはり代理店型の自動車保険は代理店手数料などのコストがかかるため、どうしても保険料が割高になってしまいますね。若年層の保険料を引き下げても、ダイレクト自動車保険を選ぶ人が多いのではないかと思います。
先日に記事にしましたが、うちの自動車保険も代理店型からダイレクト自動車保険のセゾン自動車火災保険に変更しました。
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ところで、最近シェアが拡大している自動ブレーキが搭載された車は、事故を7割近く減少させるとのデータもあります。
2016年の新車販売台数のうち半数以上が自動ブレーキ搭載車になると予測されており、2018年には自動ブレーキ搭載車に対しての保険料割引導入も予定されていまますから、自動車保険の収支改善が今後期待できそうですね。
三井住友海上、若者層の車保険を安く 全体で1%下げ
(日経新聞からの一部抜粋です)
三井住友海上火災保険は2017年1月から、同社としては12年ぶりに自動車保険の保険料を引き下げる。
若年層を中心に全体で1年当たり平均1%相当の値下げになる。
車の安全性能向上で事故率が下がり、収支が改善したため。他社でも高止まりしていた保険料を引き下げる動きが広がりそうだ。
引き下げ幅は25歳以下の若年層が平均5%相当と最も大きくなる。例えば初心者ドライバーなどが入る代表的な自動車保険を契約する場合、保険料は年20万7360円と現在より11%安くなるケースもある。初めてクルマを持つ若年層を取り込む狙いだ。
筆者プロフィール 春美
保険会社にて商品開発業務の仕事をしてきました。結婚を機にいったん退職しますが、その後も自動車保険のコールセンターで勤務。
現在は子育て主婦をしながら、そのときの経験・知識をもとに皆さんに役立つ自動車保険サイトを作っています。
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私が保険会社で勤務していた頃からダイレクト自動車保険が増えてきて、同じ自動車保険でも保険会社によって料金が大きな違いが見られるようになってきました。ある人にはソニー損保社では安くても、別の方ではセゾン社のほうが安いということもよくあります。
損をしない自動車保険選びのためにも、検討のときは必ず各社の料金を比較しましょう。私もおすすめしている保険スクエアbangでは、最大20社の自動車保険を無料でまとめて見積もりすることが可能です。
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【一括見積もりできる自動車保険の一覧】
保険会社名 | 会社の規模・特徴 |
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ソニー損保 | 評価の高いネット系保険会社 |
セゾン自動車火災保険 | 30~40代が特に安い中堅保険会社 |
チューリッヒ損保 | 外資系中堅保険会社 |
SBI損保 | 低価格路線のネット専業保険会社 |
あいおいニッセイ同和損保 | 国内の大手保険会社 |
AIU保険 | 外資系保険会社。代理店力に強み。 |
損保ジャパン日本興亜 | 国内の大手保険会社。価格は高め。 |
東京海上日動火災保険 | 国内の大手保険会社。価格は高め。 |
共栄火災損害保険 | 国内の中堅保険会社。価格は高め。 |
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三井ダイレクト損保 | 中堅の保険会社。価格は安い。 |
イーデザイン損保 | 東京海上グループのネット専業保険会社 |
セコム損保 | ややマニアックな保険会社 |
そんぽ24 | 中堅の保険会社 |
三井住友海上火災保険 | 国内の大手保険会社。価格は高め。 |
ゼネラリ損保 | ややマニアックな外資系保険会社 |
富士火災保険 | 国内の中堅保険会社。価格は高め。 |
朝日火災損害保険 | 国内の中堅保険会社。価格は高め。 |