元保険会社社員が明かす得する自動車保険選び

「ソニー損保の自動車保険 」の分析

このページでは、「ソニー損保の自動車保険 」の特徴について説明します。

一括見積もりで自動車保険を平均25,000円安くする!

このページでは、「ソニー損保の自動車保険 」の特徴について説明します。

走り過ぎても安心・走行距離が足りなくても安心

ソニー損保の自動車保険は、いわゆる「保険料は走った分だけ」のタイプで、年間走行距離によって保険料が異なります。走行距離区分が9,000km以下の場合、保険料が割安になります。

万が一、契約時の走行距離区分を超えてしまった場合、契約1年目であれば、差額保険料を支払えば補償されます。契約2年目以降の場合、前年の「実際に走った距離」の区分で契約すると、「こえても安心サービス」が適用され、走行距離区分を超えた場合でも手続き等は不要になります(「こえても安心サービス」の適用がない場合は、手続きが必要です。)。

反対に、契約した走行距離区分の上限キロ数より、実際の走行距離が1,000km以上少なかった場合、その差額保険料に該当する額が翌年の契約の保険料から割引かれます。
走らなかった分は、翌年割引かれるなんて、まさに「走った分だけの保険料」ですね。

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時価額を超えた損害賠償にも対応

事故で相手の物を壊して、損害賠償責任を負った場合に備えて加入する「対物賠償責任保険」。この対物賠償責任保険では、修理費用が時価額を超えた場合、時価額を超えた分は補償されません(法律上、時価額を超えた部分の損害賠償は負う必要がないため)。

そのような時のために、「対物超過修理費用特約」(時価額を超えた分を50万円を上限に補償する特約)があるのですが、ソニー損保では、対物賠償責任保険の内容に、対物超過修理費用特約の内容が含まれています

つまり、別途特約に加入しなくても、時価額を超えた分が補償されます。対物超過修理費用特約は、つい加入し忘れてしまうこともあるので、対物賠償責任保険に組み込まれていると安心ですね!

関連記事 実はとっても使える特約!対物超過修理費用特約を付帯しよう。

365日即日初期対応

もし事故にあった場合、すぐに対応してもらえないと不安です。例えば、3連休初日に事故を起こした時。土日祝日に対応してもらえない場合、3日も不安な気持ちで過ごすことになります。
24時間365日事故受付をしていても、事故の初期対応は土日祝日お休みという保険会社も少なくありません。

しかし、ソニー損保の自動車保険では、0:00〜20:00に受け付けた事故であれば、曜日に関係なく、当日中に初期対応をしてもらえます。この場合の事故は、示談交渉が必要な対人・対物賠償事故に限りますが、相手がいる事故を曜日に関係なく即日で対応してもらえると非常に心強いです。

バッテリー上がり時のジャンピング 何度でもOK

ロードサービスで補償されるバッテリー上がり時のジャンピング作業。保険期間を通じで、1回限り補償している保険会社が多い中、ソニー損保の自動車保険では、回数の制限なく補償されます。

寒暖差が大きい時期や、たまにしか乗らない車のバッテリーは上がりやすく、年に何度かバッテリーが上がってしまう車もあるので、そういった場合には回数制限がないと非常に助かります。

ロードサービスの内容

自動車保険に加入する時、ロードサービスの内容で決める方も多いでしょう。
「ソニー損保の自動車保険」のロードサービスは次の内容です。

ロードサービス 詳細
バッテリー上がり 無料
キー閉じ込み 無料
パンク時のスペア交換 無料
ガス欠時のガソリン配達 10リットルまで無料(2年目以降)
※1年目はガソリン代は自己負担
上記以外の応急処置 30分以内無料
※冷却水代・エンジンオイル代・バルブ代は2年目以降無料
帰宅費用サポート
目的地到着費用サポート
車検証記載の定員数限度に補償
※支払金額、自宅からの距離に制限なし
レンタカー費用サポート 24時間以内無料
宿泊費用サポート 最寄りの宿泊施設の宿泊費用を補償
※支払金額・自宅からの距離に制限なし
レッカーサポート 指定工場まで移動距離50kmまで無料
※保険会社指定工場の場合、移動距離は無制限

契約2年目以降は、充実した内容になっていますね。

ソニー損保へのクチコミ・ツイート

転職を機にタイミング良く自動車保険の更新が来たから、保障内容合わせて、あいおいからソニー損保に乗り換えたら、年間4万くらい安くなった。

こういう節約の積み重ねだと思う。

twitter.com/green_egg_sato/status/714317557663027201


自動車保険更新手続したった。滝本美織はもうおらんけど引き続きソニー損保。
決して新CMキャラクターの唐田えりかちゃんがかわいいから継続した訳ではない…決して…

twitter.com/daisukeHORIKAWA/status/710387030652420096


自動車保険なんて実際滅多に使わないのでバッテリー上がりのロードサービスでモトとるしか!?ソニー損保は保険の安さ云々よりロードサービス無制限で選びましたww

twitter.com/catthyme/status/709171430861070337

筆者プロフィール 春美

保険会社にて商品開発業務の仕事をしてきました。結婚を機にいったん退職しますが、その後も自動車保険のコールセンターで勤務。
現在は子育て主婦をしながら、そのときの経験・知識をもとに皆さんに役立つ自動車保険サイトを作っています。
詳しい自己紹介はこちら

[重要] 一括見積もりで安くて良い自動車保険を探す!

私が保険会社で勤務していた頃からダイレクト自動車保険が増えてきて、同じ自動車保険でも保険会社によって料金が大きな違いが見られるようになってきました。ある人にはソニー損保社では安くても、別の方ではセゾン社のほうが安いということもよくあります。

損をしない自動車保険選びのためにも、検討のときは必ず各社の料金を比較しましょう。私もおすすめしている保険スクエアbangでは、最大20社の自動車保険を無料でまとめて見積もりすることが可能です。

自動車保険を上手に節約している方はこのような一括見積もりサービスを活用している方が多いですね。

【一括見積もりできる自動車保険の一覧】

保険会社名 会社の規模・特徴
ソニー損保 評価の高いネット系保険会社
セゾン自動車火災保険 30~40代が特に安い中堅保険会社
チューリッヒ損保 外資系中堅保険会社
SBI損保 低価格路線のネット専業保険会社
あいおいニッセイ同和損保 国内の大手保険会社
AIU保険 外資系保険会社。代理店力に強み。
損保ジャパン日本興亜 国内の大手保険会社。価格は高め。
東京海上日動火災保険 国内の大手保険会社。価格は高め。
共栄火災損害保険 国内の中堅保険会社。価格は高め。
アクサダイレクト 外資系の保険会社。ロードサービスが充実。
三井ダイレクト損保 中堅の保険会社。価格は安い。
イーデザイン損保 東京海上グループのネット専業保険会社
セコム損保 ややマニアックな保険会社
そんぽ24 中堅の保険会社
三井住友海上火災保険 国内の大手保険会社。価格は高め。
ゼネラリ損保 ややマニアックな外資系保険会社
富士火災保険 国内の中堅保険会社。価格は高め。
朝日火災損害保険 国内の中堅保険会社。価格は高め。